キトサンには味がありますか?

キトサンの味について気になる人に報告しておきたいこと

複数のサプリメント

キトサンは無味ではない?

さまざまなサプリメントや食品に配合されているキトサンですが、キトサン自体の味はわかりませんよね。ではキトサンには味がないかというと、そうでもないようです。

キトサンの味について検証していきましょう。

分子量によって味が変わるキトサン

キトサンは、高分子キトサンとか低分子キトサンなどという種類があることでわかるように、加工することによって分子量が違ってきます。

分子量が1万以上のものを高分子キトサンと呼びますが、分子量が多いと人間の消化酵素ではなかなか体内に吸収することができません。

この特性によって、余分な脂肪やコレステロールを吸着して排出させることができるため、ダイエットに利用されます。低分子のキトサンは、1万以下に分解加工されたものをいい、体内に吸収されるため、全身を駆け巡って細胞内の有害物質の吸着・排出や免疫力をアップさせるなどのはたらきが期待できます。

そしてキトサンは、分子量が多いものは味が感じられず、分子量が下がるにしたがって味を感知できるようになるのです。分子量が1万以下になると渋みを感じ始め、2000くらいで渋みがピークに達し、2000以下となると甘みを感じるようになります。

ただし、キトサンの味はそんなに強くはないので、ほかの素材が混ざるとかき消されてしまいます。

味をマイルドに変えるキトサン

緑茶に含まれるカテキンは、昔から健康にいいとされてきました。たくさん摂るほど効果的なのですが、大量に緑茶を飲むことは無理ですし、濃縮すると渋みや苦みが強くなり、摂取し続けることが難しくなります。

ところが、緑茶成分を抽出した水溶液にキトサン粉末を混ぜると、渋みや苦みのもとになる成分が吸着されて飲みやすくなることが、研究の結果わかってきました。

これを生かしたお茶が、すでに特定保健用食品として商品化されています。このほかにも、青汁独特の青臭さを吸着する作用があるため、キトサンを混ぜることによって飲みやすい青汁の製品化に成功しています。

キトサンは健康に役立ったり、味をマイルドに変えたり、大活躍なのですね。